セルフカストディプラットフォーム @bron_wallet が $15Mを調達
出資にはGSR, LocalGlobe, FASANARAが参加
チーム
MPCを使った機関投資家向けカストディ@CopperHQ の元CEO Dmitry Tokarev氏が創業
プロジェクト概要
MPCを活用し、機関投資家レベルのセルフカストディ walletを提供するプロジェクト
なお、MPCとは、マルチパーティ計算(Multi-Party Computation)のことで、秘密鍵を複数の断片に分散させ、各断片がどこにあるかを明かすことなく安全に署名を生成する技術で、とくにカストディではよく使われる技術です
BronはMPC技術を使うことで、流出すると全資産を奪われるリスクを抱えた秘密鍵やシードフレーズを排除しています

仕組みとしては、walletを作成する際に3つに鍵を分離します。
1つ目はユーザーのデバイスの生体認証またはパスキーに保存され、TEEという技術の特性上鍵を抽出することはできません。
2つ目はBronが暗号化して保有します。
3つ目は信頼できる第三者機関が暗号化して保有します。
2/3の署名で取引が可能で、普段のオペレーション時はユーザー自身とBronで行いますが、万が一自身の鍵(デバイス)を紛失した場合はBronと第三者機関でユーザーの鍵を復旧できるような体制となっているそうです。
利用は有料で、 $BRON トークンを保有するか、ドルベースのサブスクで、金額によって使える機能が変わるようです。