構造化利回りプロトコル @strata_fi が、Maven 11 Capital リードで$3M調達 出資にはLightspeed Faction、Anchorage Digital も参加
プロジェクト概要
Strataは、EthenaのドルペッグステーブルコインUSDe(デルタニュートラルなヘッジにより相対的なペッグ安定を狙う設計)と、その報酬型トークンsUSDe上に「構造化利回り」を作るパーペチュアルプロトコルです。sUSDeをベースに、SeniorのsrUSDeとJuniorのjrUSDeという2つのトークンを通じててリスクとリターンのエクスポージャーをカスタマイズしながら、キャリー取引とベーシス取引から得られる暗号資産固有の利回りを獲得できます。

現在ポイントシステムが稼働中で、ユーザーはEthereumメインネット上でUSDe / sUSDe / pUSDeを預けてsrUSDe / jrUSDeをミントし、基礎となる利回りに加えてポイントを獲得可能です。
利回りは、プールされたUSDe担保をEthenaのステーキングコントラクトでsUSDe化することから生まれ、sUSDe APY・ベンチマークレート・両トランチの流動性配分に基づきSenior/Juniorへ動的配分するそうです。srUSDeはベンチマークレート相当の下限を持つ設計で、ベンチマークはAave v3 CoreのUSDC/USDT貸借レートの加重平均だとされており、一方jrUSDeは、sUSDe APYがベンチマークを下回る局面でマイナス利回りになり得て、NAVが1を割る可能性が明示されています。
市場・プロダクトの流れ
USDeは「暗号資産担保+先物/無期限でのデルタヘッジ」により合成ドルを作り、sUSDeのリターンは資金調達率やベーシス等(perps/futures市場由来)を含む、とEthenaは説明しています。Strataはこの“変動し得るsUSDe利回り”を、Senior/Juniorに分けてリスク許容度別に再パッケージする構造です。
同じ「オンチェーン金利の分解・再構成」という文脈では、利回り付き資産をPT(元本)とYT(利回り)に分割して利回り取引を可能にする設計であるPendleが有名です。