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調達ニュース公開 2025.12.22更新 2025.12.22

DAWNがPolychain Capital リードで$13M調達

分散型ブロードバンドDePIN @dawninternet が、Polychain Capital リードで$13M調達。

プロジェクト概要

DAWNは、周辺のインターネット回線容量を共有し、参加者自身がインターネット提供側になれる分散型ブロードバンドネットワークプロトコルです。プロトコルとハードウェアを組み合わせて、ユーザー所有の接続性をオンチェーンでトラストレスに扱う設計です。

エンドユーザー向けの入口は大きく3つあります。

1つ目がChrome拡張の「Validator Extension」で、ブラウザを開いた状態で接続し続けることでProof of Bandwidth(ノード容量の分散検証プロセス)に参加し、報酬を得る形式で、300万人以上の参加者がいるそうです。

2つ目が「Deployer Network」で、屋上アンテナ等の設置(固定無線)を通じてカバレッジを広げる参加枠です。

3つ目が「Black Box」で、家庭用ルーター兼DePINノードとして動かし、複数プロジェクトを動かせるデバイスとして販売されています。

市場・規制の流れ

DAWNは、Helium Mobileとの提携で「ラストマイル(末端区間)」を分散化する文脈に乗っています。Helium Mobile側の発表では、Andrenaが構築したDAWNを「固定無線による分散型ブロードバンド」と位置付け、Solana上で動くと説明しています。さらに、DAWNのブロードバンドノードをHeliumのモバイルエコシステムへ統合し、DAWNデバイス近傍でHelium Mobile加入者(および他キャリア利用者)に追加の接続オプションを提供する、としています。

DAWN側の投稿では、提携の初期段階で「DAWNエコシステムの8,000ノードをHelium Networkへ統合」し、以降の新規DAWNノードにもこの統合を継続する方針が明記されています。ここでの“ノード”は少なくとも提携文脈では「ブロードバンドノード(通信インフラ側)」を指しており、単なるブラウザ拡張ユーザー数とは別の数字と考えられます。

一方で、衛星ブロードバンドのStarlinkは普及が急速で、Reutersは2025年時点でStarlinkが「8百万人超」「150以上の市場」で利用されていると報じています。ただしStarlinkでは、プランによっては混雑時に速度低下が起き得ることが明記されており、実際に米国の一部都市圏で“sold out”や待機(waitlist)を再導入した事例も報じられており、人口密度が高いエリアでは容量制約が表面化しやすい構造が見えます。 この前提だと、DAWNの勝ち筋は「衛星が強い遠隔地」そのものというより、Helium統合で想定しているような地上側の接続オプションをどこまで実需につなげられるかに寄ります。Helium側ネットワークの需要と接続点を取り込めるなら、DePINが陥りがちな“ノードは増えるが使われない”問題を回避できる余地があるのかもしれません…

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