MegaETH上の予測市場アプリ @userocket_app が、Electric Capital リードで$1.5M調達
プロジェクト概要
Rocketは、MegaETH上で「Redistribution Market(再分配型マーケット)」を作るとしており、任意の価格フィードに対して「いまの価格が、指定した水準を上回るか/下回るか」を“期間つき”で取引できる形を掲げています。
ユーザーはトークンを買って保有するのではなく「価格水準と期間」を選ぶだけでポジションを作り、ポジションは自動的に5秒ごとの“マイクロラウンド”に分割され、各ラウンドで参照価格を見て勝ち分/負け分が相手側プールから再分配されるそうです。また、イベント解決まで待つ前提の予測市場と異なり、期限到来を待たずに清算できる設計で、複数ポジションで担保を共有する「Unified Margin Account」と、それを前提にした複数ベットも構想中です。
なお、MegaETHのアクセラレータ(MegaMafia 2.0)にも採択されています。
市場の流れ
2024年の米国選挙を皮切りに予測市場が注目を集め、一大トレンドとなっており、これまで調達ニュースを紹介してきた通り、数々の予測市場プロジェクトが資金調達をしています。
CFTC規制を前面に出すKalshiと暗号資産側のPolymarketが最大手の2社で、Kalshiは11月に$1Bの資金調達を発表済みです。
直近では、 @predictdotfun のようにロックしたポジションが利回りを生むようなアイデアや、 @gondorfi のようにポジションを担保に借入ができるようにするアイデア、 @intodotspace や @wormdotwtf もレバレッジ予測市場をリリース予定で、資金効率を高める予測市場プロジェクトが目立ちます。
Rocketは、(1) 予測市場が「解決日まで資本が拘束されやすい」こと、(2) メメコインが「注意(アテンション)には乗れても、保有インベントリの別リスクを抱える」こと、(3) パーペチュアルが「継続的に張れる一方で、資金調達や清算設計の影響を受ける」ことを分解し、その“良い部分”だけを合成する、という立て付けで、同様に資金効率を高める予測市場プロジェクトと言えます。