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調達ニュース公開 2026.01.07更新 2026.01.07

ZenChainがWatermelon Capital / DWF Labs / Genesis Capital …

自称Bitcoin EVM L1 @zen_chain が、Watermelon Capital / DWF Labs / Genesis Capital VC リードで$8.5M調達

なお、個人的にBitcoin EVMという表現はかなり懐疑的です。その根拠も触れます

プロジェクト概要

ZenChain は EVM 互換の L1 です。ネットワーク手数料とステーキングはネイティブトークンの ZTC を使い、現在キャンペーンとしてタスクをこなしてXPをためることができます。

アーキテクチャ

通常のdPOSであれば、validator(サーバー稼働してtx検証する)とdelegator(validatorにトークンを委任して検証してもらう)がいますが、ZenChainにおいては、delegatorはnominator と呼ばれます。

トランザクションの流れは単純で、ユーザーが送った tx をネットワークが受け取り、Validator がブロックに取り込みます。ブロック生成は RAGEというメカニズムに基づき、スロット(約 6 秒)ごとにランダム性に基づく抽選でブロック生成者候補が決まります。一方で、GUARDIANというメカニズムに基づいて投票でチェーンを確定させ、2/3 超の Validator が特定チェーンを承認すると、そのブロックまでをまとめて finality します。公式ドキュメントによると finality は約 30 秒を目安にしています。

Execution layer は「EVM 互換」として割り切ってよく、コントラクト実行環境は EVM で、Solidity/Vyper など EVM バイトコードに落ちる言語が使えます。

Consensus layer の中身は、NPoS 型(Validator/Nominator)に、RAGE(ブロック生成)+ GUARDIAN(finality)の二段構えを重ねた形です。

Bridge は ZenBridge を中心に、CCIM(Cross-Chain Interoperability Message)を「署名付きメッセージ」として扱う設計です。chain/asset/account 識別子を CCIM に埋め込み、コントラクト側はメッセージ整合性と署名検証、replay 防止、トークンマッピングや pause 状態をチェックします。重要なのは検証者がマルチシグ である点です。Bitcoin→ZenChain は、ユーザーごとのマルチシグ入金アドレスで入金を受け、インデクサが確認後にオペレーターが CCIM に署名し、閾値到達後にユーザーが zBTC を mint します。逆方向は zBTC を burn すると、オペレーターがしきい値署名で BTC 支払いトランザクションを組んでブロードキャストする流れです。

Bitcoin EVMという表現に違和感がある個人的理由

個人的にBitcoin ZK Rollupとしてセキュリティ優位性があると思っているCitrea と比較すると、前提が違います。Citrea は「Bitcoin に状態を錨付けして ZK などで実行の正しさとブリッジの強制力を Bitcoin 側に寄せる」方向ですが、ZenChain は公開仕様としては Bitcoin を DA/Settlement に使う設計ではなく、あくまでも信頼仮定はマルチシグであって、ガスもステーキングも ZTC で、Bitcoin を settlement とする構造でもありません。

正直なぜ ”Bitcoin EVM”という表現をしているのか理解できませんっでした…

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