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調達ニュース公開 2026.01.08更新 2026.01.08

babylonがa16z cryptoから$15M調達

BTCFiインフラ @babylonlabs_io が、a16z cryptoから$15M調達

リテールユーザー的には少額エアドロップ、利回りの低さに失望を感じていた点は否めませんが、VCからの評価が依然高い理由を自分なりに考察しました。

結論から言うと、Trustless BTCVaults(ネイティブBTC担保)への期待だと思います。

弊社 @0xmakase_jp もgenesis validator・FPとして参加しているので、Babylonの現状から詳しく解説します。

そもそもBabylonとは?

Babylonは当初「ネイティブBTCをセルフカストディのままステークし、PoSチェーン群のセキュリティに使う」構想からスタートしました。

簡単に説明すると、Taproot出力でBTCをロックし、もし二重署名のような不正があれば一部burn + refund、なければ一定時間後にロックを解除できる、といった仕様で、

それまで難しかった”ネイティブBTCをセルフカストディで運用できる”という点が革新的で大きな話題を呼びました。

その後、Cosmos-SDKのL1「Babylon Genesis」を2025年4月10日にローンチし、BTCステークとPoSチェーンの運用を開始しましたが、相場の影響もあり厳しい状況が続いていました。

既存のBabylon Genesisとは?

Babylon GenesisはCosmos SDK上のL1で、BTCステーキングをCometBFTのPoSに後付けできる「finality gadget」として組み込み、二重でチェーンを防衛する設計です。

具体的には、 $BABY を委任されたCometBFTバリデータ群が通常のブロック生成と合意を担い、BTCを委任されたFinality Providerが追加の最終性署名を重ねます。

鍵となるのは、

先にも述べた通り、課題としてはBTCステーキングの利回りの低さ(現状APR0.04-1.2%)です…

この解決に向けた取り組みがBSNとTrustless BTCVaultsです。

BSN(Bitcoin Supercharged Network)とは?

今後BSN(Babylonを導入するPoSチェーン)が稼働した際は、GenesisがBitcoinチェーンとBSN群のあいだの情報フローを集約する役割を担うようになる予定で、以前Suiが導入予定と発表していました。

BSN側がGenesisへtimestampすることでインフラ重複と手数料の総和を減らす設計が想定されています。

L1系BSNはクロスチェーンプロトコルでBTCステーキング/timestamping関連の状態をGenesisと同期し、Finality ProviderがBSNへ最終性署名を提出する流れとなり、

L2系BSNはGenesisからBTCステーキング情報を直接参照しつつ、最終性署名のデータ可用性(DA)としてGenesisを使う想定とのことです。

複数のBSNからの手数料によって利回りを向上させる目論見ですが、これは当初から予定されていたロードマップです。

次のTrustless BTCVaultsこそがピボットで追加された新構想です。

Trustless BTCVaultsとは?

Babylonが最近強く押し出しているのが「Trustless BTCVaults」です。

例えば、これまでBTCをAaveで運用したいと思ったら、wBTCにラップして貸し出す必要がありました。この場合、wBTC発行体のマルチシグを信頼する必要があります。

これに対して、Trustless BTCVaultsを使う場合、セルフカストディのままステーキング/レンディング等のDeFiに参加できる”trustless”な構想です。

BTCをBitcoin上のスクリプトでロックしたまま、他チェーン側のスマートコントラクトが”条件に応じたBTC移転”を暗号学的に強制できるような仕組みであり、Babylonの根幹技術を活かしたものです。

これで何ができるのか。

WPによると、セルフカストディのnative BTCを babylonにステーキングしつつ、stakedBTCをAaveでレンディングし、資本効率を高めることも可能になるそうです。

実際に、BabylonはAave Labsと組み、Aave V4(Hub & Spoke)上でネイティブBTC担保のSpokeを作る計画を発表しました。テストは2026年Q1、ローンチはAaveガバナンス承認を前提に2026年4月目標とされています。

リスク許容度が大きいレンディングユーザー層からすると、ただ単にaaveでwBTCをレンディングするより、native BTC staking × lendingは魅力的なはずで、この市場を取りに行こうとしているのだと考えられます。

実際、DefilamaによればAave V3でのWBTCのTVLは3.8Bと巨大で効率のいい戦略のように思います。

そのうえでBSNも加わると、利回りが低いという課題は解決されるかもしれませんね…!!

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