RWA(ブラジルのクレカ債権)トークン化プラットフォーム @blackopal_fi が$200M調達
プロジェクト概要
BlackOpalは、ブラジルのクレジットカード決済で発生する受取債権を買い取り、加盟店に前払いで資金を渡すことで短期リターンを得る設計です。
後日カード会社から入金されるタイミングで回収し、その収益をオンチェーン利回りとしてユーザー側に届ける形を取ります。
プロダクトとしては、GemStoneとLiquidStone IIを展開しています。
GemStoneとは、投資適格級として扱うブラジルのクレカ受取債権を裏付けに、年率13%を目標にするプロダクトです。加盟店の売上(カード入金待ち)を買い取り、入金タイミングで回収して得た収益をオンチェーン利回りとして届ける設計です。
LiquidStone IIとは、その受取債権の収益に加えて、Superstateのマーケットニュートラル戦略(相場の上げ下げに依存しにくい運用)を組み合わせ、年率14%を目標にしたプロダクトです。
両プロダクトに共通する要素として、米ドルヘッジで為替変動の影響を抑えること、日次で出し入れできる流動性、運用状況をオンチェーンで追える透明性も挙げています。

PlumeのNestではLiquidStone IIのVaultが公開され、ユーザーはステーブルコインで参加し、nOPALとして保有しながら利回りを得る形です。
Nest側は24/7の償還や、償還流動性を確保するためVault資産の一部をDeFi側の高流動性プロトコルに置く方針も示しています。
※引用で投稿
【個人的見解】Coinbase Venturesの2026年注目「無担保レンディング」は時期尚早
Coinbase Venturesは、2026年に「オンチェーンの評判」と「オフチェーンデータ」を組み合わせた無担保クレジットがブレイクする可能性について言及しています。
相当厳しいのでは?って自分は思ってます。
言葉通り取るとオンチェーンの借り手に対する無担保レンディングに見えますが、「借り手をオンチェーンに置いたまま」オフチェーン並みにスケールするのはまだまだ難易度が高いと思います。
根拠としては3つ、「法的強制力」「個人情報が不完全」「リスク評価」です。 前者2つはオンチェーンユーザーなら理解しやすいですが、wallet変えたら終わりだからです。そのためにcoinbaseからするとオフチェーンデータを組み合わせるというアイデアなのだと思いますが、
問題は3点目の「リスク評価」です。
オフチェーンでの借り手は、個人の給与や企業の事業収益など、現実世界のキャッシュフローが返済原資になっているケースが多いです。 これに対してオンチェーンの場合、借りた資金の運用先はオンチェーン上のリスク資産であるケースが多く、返済原資を見込みにくい。 そのため貸し倒れリスクを織り込む必要があるので前者がクリアされたとしても厳しいのでは?というのが自分の見解です。
そこで当面は“借り手はオフチェーン、レールだけオンチェーン”のRWAクレジットであれば成長しやすいと思っています。
引用元のBlackOpalはその典型に位置していると思っていて、ブラジルのクレカ受取債権(加盟店の入金待ち)を買い取って前払いし、後日の決済で回収するキャッシュフローをオンチェーン利回りに変換するモデルを取っています。
裏付けがクレカ受取債権なので、オフチェーンでの法的根拠と信用がしっかりとしていますし、加盟店の売り上げが返済原資であることからオンチェーンよりは貸し倒れリスクは低く見積もる投資家もいると思います (クレカ入金待てないほどのキャッシュフローの店舗というリスク評価はもちろんある)
このようにオフチェーンを借り手とし、法的根拠や信用を担保としやすい前提でのオンチェーンクレジットであれば当面は伸びていくのではないでしょうか。
オンチェーン無担保レンディングが時期尚早と考える根拠