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調達ニュース公開 2026.01.14更新 2026.01.14

Polygon Labsが、Coinme(Coinme)とSequence(0xsequence)を買収

Polygon Labsが、Coinme(@Coinme)とSequence(@0xsequence)を買収

総額$250M超で、米国の規制下オン/オフランプ+エンタープライズウォレットと1-clickクロスチェーン決済(Trails)を「Open Money Stack」として束ねにいきます。

Polygon側の狙い

公式発表では、規制対応したステーブルコイン決済を「単一の統合スタック」として提供するために、法規制の入口(Coinme)と、オンチェーンの実行レイヤー(Sequence/Trails)を一気に内製化する、という立て付けです。

CoinmeとSequenceをPolygonのブロックチェーンレール上に載せることで、金融機関・フィンテック・事業会社が「1回の統合」で、法令対応済みの入出金、ウォレット、クロスチェーン実行まで揃う形に寄せています。

もう一段の狙いは「ブロックチェーン開発会社」から「決済会社」への転換です。

Polygon Labsは、既存のオフチェーン取扱いとオンチェーンの実績を根拠に、年$100M超の売上に向けた道筋を示しつつ、当面はB2B決済から入り、カードネットワーク等とは当面パートナー路線でいく方針が語られています。

プロジェクト概要

Coinmeは、米国内でのライセンス(州ごとのマネートランスミッター等)とコンプライアンス基盤を持つフィアットの入口で、現金・デビット等とデジタルアセットを既存の規制枠組みの中で接続します。

事業としてはCaaS(Crypto-as-a-Service)のAPI群を出しており、KYC/AML、フィアット↔ステーブルコインのオン/オフランプ、カストディや各種オペレーションをプロダクト化しています。今回の買収後は、規制当局の通常プロセスを前提に、Polygon Labsの完全子会社として運営する扱いです。

Sequenceは、アプリ側に埋め込めるエンタープライズ向けスマートウォレットと、チェーンの複雑さを隠す実行基盤を提供します。Trailsというプロダクトは、意図(intent)ベースでブリッジやスワップ、ガス周りを内側で処理し、任意トークン・任意ウォレット・任意チェーンから1-clickで送金や決済を成立させる仕様です。

Polygonの説明だと、Trailsは立ち上げ後まだ2カ月未満で10M+の取引量に到達しており、統合後は「支払いがどのチェーンを通ったか」を利用者や決済チームが意識しない設計を目指すそうです。

今回のM&Aは、決済の“入口→保管→実行”を統合するUXを実現するためのものです。

Coinmeが米国の法規制下でフィアット入出金とKYC/AMLを受け持ち、Sequenceがアプリに埋め込む形でウォレットと権限管理を持ち、Trailsがクロスチェーンのルーティングと実行を肩代わりして、最後はPolygonのレールでステーブルコイン決済を可能とします。

Polygonはこの一式を「Open Money Stack」と呼び、銀行・フィンテック・加盟店・ペイアウト事業者が、既存システムからオンチェーン決済に“つなぐ”部分を単純化する、という構想です。

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