Bitcoin互換L1 @BitwayOfficial が TRON Foundation, HTX Ventures から $4.44M を調達
2025年8月に YZi Labsから調達済みで、Side Protocolのリブランディングプロジェクトです。
プロジェクト概要
Bitway Ledgerは、Bitcoin互換を目的に構築されたL1で、ユーザーのネイティブなBitcoinアドレスを保持し、トランザクション署名を標準的なBitcoinウォレットで完結させる設計です。ウォレット側をEVM用に乗り換える前提を減らし、「Bitcoinウォレットでそのまま使える」体験をLedger側で作っています。アーキテクチャとして、Cosmos-SDK と CometBFTが使われているチェーンです。
Bitway Lendingは、Bitway Ledgerにネイティブ統合されたBTC担保レンディングです。Discreet Log Contracts(DLC)を使い、分散型オラクル、パーミッションレスの流動性プール、清算の仕組みを組み合わせて、ネイティブBTC担保ローンを成立させる構成です。BTC担保はBitcoin L1上のスクリプトにロックしたまま進め、清算条件に到達した場合に備えて、清算用のトランザクションを事前に署名しておく流れになっています。
ɃTCTは、Bitway Ledgerにネイティブ組み込みのBitcoinブリッジで、バリデーター運用のFROSTベースとして説明されています。ガスレスのBTC送金に加えて、Key Refreshでvaultアドレスを変えずに署名者セットを更新し、RoutingでBitwayを触らずにIBC対応チェーンへɃTCTを届ける設計です。
Bitway LendingとBabylon BTCVaults × Aave(V4)との比較
Bitway Lendingは、ローン発行とマネーマーケットをBitway Ledger側で完結させつつ、担保BTCはBitcoin L1のノンカストディアルvault(2-of-2マルチシグ)にロックします。清算や期限超過で担保が動く条件は、借り手が事前に署名するCET(Contract Execution Transactions)で固定し、DCM(Distributed Collateral Manager)がそのCETを実行できるのは、Oracleが価格条件などを満たしたときに限る作りです。DCMが担保を回収した後は、第三者である生産者が債務を返済する代わりにBTC担保を割引で受け取るオンチェーン清算が続き、売れ残りは借り手に戻るフローになっています。
それに対し、Babylon LabsとAave Labsは2025年12月3日に提携を発表し、Aave V4のHub & Spoke上に「ネイティブBTC担保のSpoke」を作る計画です。テスト開始は2026年Q1、共同プロダクトのローンチ目標は2026年4月で、Aaveガバナンス承認が前提になっています。
BabylonのBTCVaultsは、BTCをBitcoinチェーン上の“プログラム可能なvault”にセルフカストディでロックし、外部チェーン側の特定スマートコントラクト状態に紐づけます。vaultの入金TXIDなどのメタデータをスマートコントラクト側へ渡し、Bitcoinライトクライアント検証を通したうえで、ロックBTCを表すトークンを作って既存レンディングに接続する流れです。返済や清算の成立は外部チェーン側で確定し、その際の“burn”を証明するZK証明をBitcoin側で検証できた場合にのみ、BTCの償還が進む設計になっています。