AI Agent向けのL1 @wardenprotocol が評価額 $200Mで $4M を調達
プロジェクト概要
Wardenは、チャットUI(Wardenアプリ)から「取引」「自動化」「リサーチ」などの操作を自然文で実行する“エージェント型ウォレット”を軸に、開発者がAgentを公開・課金できる仕組み(Warden Studio/Agent Hub)までを同じスタックで揃えています。開発者はAgentを登録してユーザーに配布し、ユーザーはAgent Hubで見つけて、指示して、必要なら支払いまでを一つの導線で完結させる設計です。
$WARDのエアドロップ登録が2026年1月19日〜1月29日で実施中です。
アーキテクチャ
現在プロトコルは以下の3つのレイヤーで構成されています。
❶ Application layer
❷ Blockchain layer
❸ Verifiability layer
それぞれについて解説します。
❶ Application Layer
開発者が簡単にエージェントを構築し、即座にすべてのWardenユーザーが利用できるようにしており、Warden Studioにて、エージェントの開発、テスト、公開に必要なすべてを提供しています。
❷ Blockchain layer
なぜAI Agentなのに独自チェーンなのか?と疑問に思っていたのですが、開発者がつくった各AI AgentのID・評判・リクエストへの署名、手数料の徴収、サービスの支払いのような運用をオンチェーン上で行う意図があるそうです。
加えて、プロンプトと推論結果のハッシュを紐づけて「その推論がリクエストされ、支払われた」といったログを追跡できるようにするProof of Inferenceも“オンチェーン機能”として用意する予定だそうです。
なお、Warden ChainはCosmos SDKのモジュール構成を取り、Cosmos SDKが組み合わせるコンセンサス(CometBFT)にEVM実行環境を載せる形になります。
❸ Verifiability layer
ブロックチェーンを用いてAIモデルの完全性を保証するレイヤーです。SPEXという統計的実行証明は、「ブロック検証」とは別レイヤーで、AI推論のようなオフチェーン計算が“ちゃんとその計算をやったか”を検証するプロトコルです。これにより、提示されるAIモデルが実際に使用されるモデルであることを保証し、さらに出力結果がアプリケーションで使用するのに十分な精度と信頼性を備えているかどうかも評価します。
具体的には、Solver(計算して証明を出す側)とVerifier(抜き取りで整合を確認する側)のノード役割で定義されており、ブロック生成・合意を担うバリデータとは別の役割として切り出されているようです。