x402を使ったAIエージェント向けの決済インフラ @t54ai が Franklin Templeton、Rippleなどから $5M を調達しました。
プロジェクト概要
t54 は、AIエージェントが「支払いまで実行する」前提で、誰のエージェントが何をしようとしているかを事前に検証し、取引の失敗や紛争時に追跡できる形で残すための”trust layer”を作っています。KYCならぬKYA(Know Your Agent)の本人確認・紐付け、リスク/不正検知、tLedger というAIエージェント用のウォレットアカウントなどを提供しています。
また、t54 は x402 向けに x402-secure をオープンソースで提供しており、SDK とプロキシの形で支払いフローの前後に検証を挟むことができます。エージェントの推論トレースをもとにリスク評価を通してから決済に進める導線や、標準の x402 ヘッダーに沿った形で事業者側に「意図の証跡」や取引リスクを返す想定だそうです。
また、XRPL 側では XRPL x402 Facilitator を公開しており、支払いは「事前署名した XRPL の Payment トランザクション」を投げ、Facilitator が検証と送信、精算ステータスの取り回しを担当する設計です。サーバー側で署名せず秘密鍵も預からないノンカストディを前提に、XRP、RLUSD、USDCなどの精算を可能としています。
x402 の流れ
以下で詳しく解説しています