機関投資家向けRWAプロトコル @MidasRWA が RRE Ventures・Creandum 主導で $50M のシリーズ A を調達。
Framework Ventures、HV Capital、North Island Ventures(NIV)、Coinbase Ventures、Franklin Templeton、GSR Markets、Ledger Cathay Fund などが参加。
プロジェクト概要
Midas は、機関投資家向け戦略を ERC-20 トークンとしてオンチェーン化するRWAプロトコルです。ベルリン発で 2024 年設立。Dennis Dinkelmeyer(元 Goldman Sachs)、Fabrice Grinda(FJ Labs)、Romain Bourgois(元 Ondo Finance)が共同創業しています。
主力プロダクトは mToken と総称される一連のトークンです。mTBILL は BlackRock が運用する短期米国債への exposure を提供し、mBASIS は暗号資産の市場中立ベーシストレード戦略を取り込んでいます。mHYPER や、Edge Capital・RE7 Capital・MEV Capital が管理する LYT(Liquid Yield Token)群も展開しています。
各トークンは固定ペグではなく NAV が変動する浮動型で、Morpho・Pendle・Curve などの DeFi プロトコルとネイティブに連携できます。発表時点で累計 $1.7B 超の資産が mToken として発行され、$37M 超の利回りが分配されており、TVL は $500M 超です。
MSL(Midas Staked Liquidity)
今回のシリーズ A と同時に、Midas はオープン流動性アーキテクチャの中核となる MSL を発表しました。
トークン化商品の課題として、ミント(発行)は容易な一方、大口でのエグジット(償還)には従来型の銀行決済サイクルが伴い、機関投資家の採用を遅らせてきたとのことです。MSL はこれを解決するため、専用の事前割当済み流動性を用意し、カウンターパーティリスクや決済リスクなしに即時償還を実現します。初期容量は最大 $40M で展開され、流動性提供者にはベースの利回りが付与されます。
EU ではリヒテンシュタインの金融市場庁から小口投資家向けの提供認可を取得しており、mTBILL・mBASIS は適格投資家以外の個人にも EU 圏でアクセスが開かれています。
参考リンク
https://crypto-fundraising.info/projects/midas/?utm_source=tgtw&utm_medium=post&utm_campaign=project https://t.me/crypto_fundraising/5061 https://cointelegraph.com/news/midas-raises-50-million-instant-liquidity-layer https://thenextweb.com/news/midas-50m-series-a-2 https://cryptobriefing.com/midas-secures-50-million-series-a-enhances-liquidity-tokenized-assets/ https://tech.eu/2026/03/30/midas-closes-50m-series-a-to-scale-onchain-investment-products/