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調達ニュース公開 2026.04.15更新 2026.04.15

OpenGradientがa16z crypto、Coinbase Ventures などから $9.5Mを調達

検証可能AI推論ネットワークを開発する @OpenGradient が、a16z crypto、Coinbase Ventures などから $9.5M を調達。

プロジェクト概要

OpenGradient は、AIモデルのホスティング・実行・検証をオンチェーンで処理するインフラネットワークです。アプリケーション・ブロックチェーン・AIエージェントが計算処理を外部委託する「AIコプロセッサ」として機能します。

コアとなるVerifiable Inference Network は、GPUノードとTEE(Trusted Execution Environment)ノードで推論を実行し、すべての出力に暗号証明を付与します。ダウンストリームのアプリは「どのモデルが、どの入力で、何を返したか」をオンチェーンで検証できます。検証方式は用途に応じてTEEアテステーション・zkML証明・署名のみの3段階から選択できる設計です。

分散型Model Hubには100名以上の開発者が公開した2,000以上のモデルが登録されており、HuggingFaceに相当するオンチェーンリポジトリとして機能します。開発者はOG SDKを通じてPythonからモデルを呼び出し、シビル検知・コンテンツ生成・DeFiリスク分析といったユースケースに組み込めます。

アーキテクチャ

OpenGradientはHACA(Hybrid AI Compute Architecture)と呼ぶ設計を採用しています。コンセンサス層はCometBFTを使用し、推論ノード・データノード・Walrusによるストレージノードが役割を分担します。AIの推論処理は金融トランザクションとは性質が異なるため、専用ノードタイプで構成を分離しています。

2026年2月のx402アップグレードでは、TEEインスタンスにx402ペイメントプロトコルを直接組み込みました。リクエストごとに支払いが発生するオンチェーン課金と出力のオンチェーン署名が一体化しており、エージェント間のマシン・ツー・マシン取引にも対応しています。

トラクション

プレスリリース時点での公開数値は、ネットワークユーザー200万超・verifiable inference 200万超・暗号証明生成50万超です。収益ストリームは6系統を確認しているとのことです。

CEOのMatthew Wangは「AIスタックは一握りのクローズドプロバイダーに集約されつつあり、その上で構築されたアプリは何が動いているか検証できない」と述べ、モデルが検査可能でかつ開発者が依存するインテリジェンスを自ら所有できるオープンなインフラとして開発を進めています。調達資金はVerifiable Inference Networkの拡張とModel Hubのエコシステム整備に充当するとのことです。

参考リンク

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