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調達ニュース公開 2026.05.12更新 2026.05.12

Arc blockchainが$222Mを調達

Circleが開発するステーブルコイン金融向けL1 @arc が $222M を調達。

ARCトークンのPrivate Presaleとして、a16z crypto、Apollo Funds、ARK Invest、BlackRock、Bullish、General Catalyst、Haun Ventures、Intercontinental Exchange、IDG Capital、Janus Henderson Investors、Marshall Wace、SBI Group、Standard Chartered Venturesなどが参加しているそうです。a16z cryptoの担当者によるX投稿では、同社がARCトークンに $75M を投資したと説明されています。

プロジェクト概要

Arcは、USDC発行体のCircleが開発する、ステーブルコイン金融向けのL1ブロックチェーンです。開発者や金融機関が、USDCなどを使う送金・決済・FX・金融商品のオンチェーン処理を、EVM互換の環境で作れるようにする設計です。

Arc公式Docsでは、ガス代はUSDC建てです。利用者や事業者が手数料をドル基準で見積もりやすくするための設計です。USDCはArc上でネイティブ残高として扱われ、同時にERC-20インターフェースも持つため、既存のSolidityコントラクトやEthereum系の開発ツールを使いやすい形にしています。EURCにも対応しています。

コンセンサスは、取引の順番と確定を決める仕組みです。現時点のArc Docsでは、選定された既知の機関がバリデータを担うProof-of-Authorityで、Malachiteを使ったTendermint系BFTを採用しています。通常時は1秒未満の決定的ファイナリティを目指すとのことです。

実行環境はEVMで、コンセンサス層と実行層を分ける構成です。スマートコントラクトの実行部分はEthereum系の開発者が触りやすい形にしつつ、取引確定の部分は金融用途に合わせて管理されたバリデータ構成から始める設計です。

Circleは2025年10月にArcのパブリックテストネットを公開しています。公式発表では、予測しやすいドル建て手数料、サブ秒ファイナリティ、任意で使えるプライバシー機能、Circle Payments NetworkやUSDC/EURC/USYCなどCircleのプロダクトとの統合を特徴として挙げています。

トークンとCircleプラットフォーム

SEC提出資料によると、Circleは2026年第1四半期決算とあわせてARCトークンのPresaleを発表しました。同社は740M ARCを1トークン $0.30 で販売する契約を結び、全供給量を前提にしたネットワーク評価額は $3B とされています。

ARCトークンは、Arcネットワークの「native coordination asset」と説明されています。Circleは同時にホワイトペーパーを公開し、Arc上のガバナンス、セキュリティ、ネットワーク運用を支える資産として説明しています。

契約上は、Arcが2028年5月8日までにProof-of-Stakeまたはdelegated Proof-of-Stakeへ移行しない場合などに、投資家側が返済を求められる条件も記載されています。現在のDocsではProof-of-Authorityとして説明されているため、トークン販売契約では将来のPoS移行が前提の一つになっています。

同じ発表では、USDCの発行残高が2026年第1四半期末に $77B、同四半期のオンチェーン取引量が $21.5T だったことも開示されています。Arcは、このUSDCを中心とするCircleの資産・決済・開発者向けツールの下で、金融アプリ用の実行基盤を担う構想です。

参考リンク

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