AIを活用したヘルスケア・予防医療プラットフォームの Savior Of Health が、Amber Groupが支援するシードラウンドで $4M を調達。Basics Capital、Animoca Brands、Candaq、tbv、Everwood Capital、Olaris Capital、Mango Labs、Credit Scend が参加したとのことです。発表は2026年7月13日です。
プロジェクト概要
Savior Of Health は、ユーザーが健康に関する質問(アンケート)に答えると報酬を得られる、ヘルスデータのパネル型プラットフォームです。回答はAIが会話形式で聞き取る「AIインタビュアー」が担い、集めた匿名化データをクリニックや研究機関、ウェルネスブランドへ提供する仕組みだとされています。
特徴的なのが「Predict the Crowd」という機能で、ユーザーは自分の回答後に他の参加者がどう答えたかを予測し、当たれば追加の報酬を得られます。プロジェクトは、この予測の仕組みを組み込むことで、単純な多数決よりもデータの質が21〜24%高まるとする研究結果を引用しています。ほかにも症状チェックや毎日のチェックインなど、継続利用を促す機能を備えています。
報酬は Heal Points という独自のポイントで支払われ、自分の健康目標に懸ける(ステーク)と成果次第で最大1.8倍に増える一方、未達なら失う設計だとされています。プロジェクトは、こうして集まる検証済みの症状履歴や継続記録を、不動産や債券のようにブロックチェーン上でトークン化できる現実資産(RWA、Real World Asset)の一種として位置づけ、これまで病院や医療機関が握ってきたデータの主導権をユーザー本人に戻す狙いを掲げています。
ヘルスデータのRWA化とAmber Groupの狙い
今回のラウンドを支援する Amber Group は、自社の公式X投稿で、AIとヘルスデータ、トークンによるインセンティブ設計が組み合わさることで予防医療をスケールできる、という投資判断の背景を説明しています。Savior Of Health 側も、ヘルスデータを裏付け資産がほぼゼロの状態から $11T規模の未開拓市場と位置づけており、両者の説明は「ヘルスデータをRWA化する」という同じテーゼで一致しています。
調達資金の使途として、プロジェクトはAIによるヘルスケア管理・次世代インフラの構築、アンケートを通じたAI科学研究、グローバルなヘルスケアエコシステムの拡大を挙げています。ただし、確認できる情報源では、具体的な採用計画や地域別の展開順序、トークンの正式な発行時期までは開示されていません。
なお、プロジェクトは公式X上で利用者が100万人を超えると説明していますが、同アカウントのフォロワー数は本稿執筆時点で約2.1万人にとどまり、この規模の利用実績を裏付ける独立した報道や第三者データは確認できていません。今回の調達についても、大手クリプトメディアによる署名記事は見当たらず、確認できたのはプロジェクト自身とAmber Groupの公式X投稿にとどまります。
参考リンク
https://crypto-fundraising.info/projects/savior-of-health/ https://t.me/crypto_fundraising/5268 https://x.com/SavoirOfHealth_/status/2076637802465505784 https://x.com/ambergroup_io/status/2076637767526727878 https://x.com/SavoirOfHealth_/status/2074914899851968946 https://x.com/SavoirOfHealth_/status/2074485968753565710 https://x.com/SavoirOfHealth_/status/2073282745116057790 https://saviorofhealth.app