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調達ニュース公開 2026.08.08更新 2026.08.08

マルチカレンシー口座の Global Ledger が OpenFX により買収

企業向けマルチカレンシー口座インフラの Global Ledger が、リアルタイム外国為替決済基盤の OpenFX により買収。買収額は非公開です。創業者の Tyler McIntyre氏は、OpenFXのHead of Bankingとして参画します。

プロジェクト概要

Global Ledger は、Novo共同創業者の Tyler McIntyre氏が2025年に立ち上げた、企業向けマルチカレンシー口座のスタートアップです。McIntyre氏が手がけた Novo は、30万を超える事業者が利用し評価額$700M超に達した中小企業向けネオバンクで、その経験を踏まえ、企業が複数市場でそれぞれの地域通貨建てのまま資金を保有・送受できる基盤の構築を目指していました。

買収元の OpenFX は、2024年に FalconX共同創業者の Prabhakar Reddy氏が立ち上げたリアルタイムのクロスボーダー決済プラットフォームです。40以上の通貨ペアで決済を扱い、多くを1時間以内に完了させる速さを強みとし、ステーブルコインのレールと独自の流動性調達モデルを組み合わせています。

マルチカレンシー口座という第2の柱

OpenFXはこれまで、通貨を素早く変換・決済する部分に強みを持つ一方、受け取った資金の保有先は外部の銀行口座に依存していました。企業からすると、複数の決済事業者や通貨をまたいで資金が分散し、入金のたびに変換コストが発生する非効率が課題として残っていたとのことです。

OpenFXはこの買収を、「Embedded FX戦略」の第2の柱と説明しています。受け取った通貨をそのまま保有し、必要なタイミングでのみ変換できるマルチカレンシー口座を提供することで、資金の分散や重複した変換コストを減らす狙いです。第一弾としてACH・Fedwire・SWIFTに対応する米ドル建て口座を提供し、100カ国以上への送受金に対応するとしています。

McIntyre氏は、OpenFXの為替決済基盤と自身が構想してきた口座インフラを「同じテーゼの両端」と位置づけています。地域メディアのRefresh Miamiは、暗号資産・Web3企業の半数が銀行から取引を拒否されたり口座を閉鎖された経験があるとの調査に触れ、こうした企業の銀行アクセス問題が今回の買収の背景にあるとの見方を伝えています。

参考リンク

https://www.globenewswire.com/news-release/2026/08/06/3340101/0/en/openfx-acquires-global-ledger-to-launch-multi-currency-accounts-for-fintechs.html https://x.com/tmcpro/status/2085433403894079804 https://x.com/openfx_/status/2085409078214639617 https://refreshmiami.com/news/openfx-acquires-global-ledger-taps-novo-co-founder-to-build-multi-currency-accounts/ https://crypto-fundraising.info/projects/global-ledger/ https://t.me/crypto_fundraising/5317

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