株式会社Omakase、Pairpointとモノの経済(EoT)分散型インフラ構築で協業を発表
株式会社Omakaseは、Vodafone Group Plcと住友商事株式会社の合弁会社である
DABCO Limited (ブランド名:Pairpoint)との戦略的提携を発表しました。
Pairpointは、英国大手通信事業者であるVodaphone Group Plcおよび住友商事株式会社の合弁会社であるDABCO Limited(本社:英国ロンドン、CEO:Jorge Bento、以下「DABCO」)のブランド名でありモノの経済(EoT: Economy of Things、以下EoT)の提供を行なうプラットフォームです。Pairpointはブロックチェーン技術を利用した分散型ネットワーク上でEoTを活用する取り組みを行なっています。株式会社Omakase(本社:大阪市西区、代表取締役社長:渡辺瑛介、以下「当社」)は、Pairpointと戦略的パートナーシップを締結し、ブロックチェーン技術を活用した分散型インフラの構築を共同で推進してまいります。
2030年までに80億台以上の携帯電話と300億台のモノのインターネット(Internet of Things、以下「IoT」)デバイスが接続されると予測される中、EoTではデバイス同士が自律的にかつ安全な相互取引を行なうことが求められています。Web3技術の進歩により、分散化、ブロックチェーン、トークンを基盤とした次世代のEoTエコシステムが構築され、デバイスの相互作用がより進化すると考えられています。
Pairpointはこの技術革新の最前線に立ち、最先端の端末通信技術、IoT、セキュアSIM技術、およびブロックチェーンによる取引自動化を組み合わせた革新的なプラットフォームを提供しています。
当社はこれまでの知見を活かし、堅牢で拡張性を持つWeb3インフラの構築や保守に関する知識をPairpointに提供することで、PairpointのWeb3エコシステム統合を支援します。
分散化・ブロックチェーン・トークン経済を特徴とするWeb3は、IoTおよびEoTにとって新たな機会を創造し、自律的デバイス間通信の効率や信頼性の向上に繋がると見込まれます。
Pairpointと当社は、Web3インフラを通じて接続された自律的デジタル通信を強化し、EoTにおける新たな市場とビジネスチャンスの創出を目指します。
関係者からのコメント
Pairpoint (DABCO Limited) CFO Siva Balasuriyar
Omakaseとの提携を通じて、Web3エコシステムを活用した真に分散型で自律的なデバイス取引ネットワークを構築し、新たなエンタープライズ顧客向けユースケースを開発できることを期待しています。また、Omakaseとの専門知識の共有により、革新的な未来を切り開き、新たな市場機会を創出することができるでしょう。
当社 代表取締役 渡辺 瑛介
Pairpointと協力し、当社のWeb3インフラに関する専門知識を活かして、彼らのビジョンを支えることができることを大変嬉しく思います。この提携は、分散型エコシステムの拡大に向けた重要なステップであり、EoTの成長と進化に大きく貢献するものであると確信しています。
株式会社Omakaseについて
株式会社Omakaseは、株式会社Kudasaiのエンジニアリング部門子会社として2024年1月に設立されました。2024年5月に野村ホールディングスからの出資を発表し、主に国内外プロジェクトのバリデータ運営・開発・保守や周辺技術のコンサルティングなども行っています。
会社URL:https://0xmakase.co.jp/
Pairpointについて
Pairpoint(DABCo Limitedのブランド名)は、車両、デバイス、機械が自律的にシームレスな相互通信を可能にする安全なデジタルプラットフォームを提供することで世界最大の、モノの経済(EoT)エコシステムを構築しています。またPairpointは英国に拠点を置き、ロンドン(英国)とリスボン(ポルトガル)にオフィスを構え、Vodafone Groupと住友商事から6000万ユーロの投資を受けています。Pairpointの詳細については、下記Websiteをご覧ください。
会社URL:https://pairpoint.io